日常のエピソード

#81 座右の銘:「いい加減」

私が座右の銘は何ですか?と聞かれたら「いい加減です」と答えます。実際にそういった機会はこれまでほとんどありませんでしたが。「いい加減にする」という言葉をネットで検索すると、『文脈によって「程ほどに済ませる」という良い意味と、「無責任・不注意...
あいだシリーズ2

#80 児相と発達障害を持つ保護者のあいだ

今回は、児相と発達障害を持つ(であろう)保護者とのあいだというテーマで書いてみたいと思います。私が再任用で働いていた頃、子どもは既に施設に入所していて保護者(母親でしたが)との面接を行っていたことがあります。面接の場は、母と私の二人ではなく...
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#79 「身の丈に合うこと」

このセリフは、NHKの「宙わたる教室」というドラマの第8回で言われたセリフです。ドラマのあらすじを全部紹介しようとすると、それだけでかなりの字数を使ってしまいそうなので、このセリフが言われた場面だけを紹介します。主人公は、元惑星関係の研究者...
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#78 虐待対応と相談機能のあいだ

今回は、虐待対応と相談機能のあいだというテーマで書いてみたいと思います。児童相談所は、1947年の児童福祉法制定によって、戦後の社会混乱期に対応するため、児童の福祉に関する専門的な相談援助・指導・一時保護などを行うことが目的で設置されました...
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#77 小さな達成感をさがすこと

児童相談所での仕事では、思い返すと達成感を感じることはとても少なかったと思います。いわゆる相談ニーズがあって、それが改善してケース終了!となるようなことは、本当に稀なことだったような気がします。それでも児相の仕事を辞めなかったのは、途中から...
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#76 児相内での他専門職とのあいだ

今回は、児相にいる福祉司や心理司、相談員といった昔から配置されている職種とは異なり虐待防止法制定以降、新たに配置された職種とのあいだについて書いていきたいと思います。新たに配置された職種というと、保健師、弁護士、警察官、児童精神科医(以後、...
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#75 子どもに責任を教えること

先日、ネットでニュースを読んでいて気になるものがありました。それは、北海道の小学校で68才の教師が、児童にいたずらで教室の扉を閉められ、注意したところ児童から蹴られてしまい、とっさにつま先で児童の左すねを蹴り返してしまった(児童にけがはなし...
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#74 児相と施設のあいだ2

第5回に「児相と施設のあいだ」というテーマで書きましたが、今回は「その2」ということで書いてみたいと思います。まず、第5回のおさらいをすると、子どもが養護施設に入所したあと、児相が子どもに会うのは施設の内外で不適応的な言動が出てきた場合が多...
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#73 「からだ」が訴えること

普段から私は「からだ」と書く時には「身体」と書くことが多かったように思いますが、「体」との違いを明確には意識していませんでした。今回、このブログを書くにあたって、改めて「体」と「身体」の違いについて調べてみました。すると、以下のような説明が...
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#72 事務所と保護所のあいだ

第4回に「福祉(心理)司と一時保護所職員のあいだ」というテーマで書きましたが、今回は「事務所と一時保護所のあいだ」というテーマで書いてみたいと思います。「事務所」というのは、福祉司や心理司がいる事務所という意味です。自治体によって違いがある...