#18 退職して1年

日常のエピソード

60才で定年退職し、その後、再雇用で4年勤め、いわゆる現役を引退して1年が経ちました。

退職する前に考えていたことを思い返すと、幼稚園から60年間くらい、平日はどこかに通う生活をしてきたけれど、通う場所がなくなり自由な生活になると、自分はどんな風になってしまうのかなあということでした。

通う仕事はしないつもりでしたが、私の関心が向いていることもあり、ある児童養護施設職員の話を聴く仕事を月1回だけ行うことになり、現在も継続中です。

退職したらYoutubeは始めようと思っていて、退職前から同僚に伝えていましたが、実際に始められたのは半年経ってからでした。なんだかんだ言っても、仕事にはストレスを感じていて休む時間が必要だったんだなあと思います。それに、仕事をしていた頃は、少なくとも2ヶ月に1回は、1人でどこかに出かけていたのに、ほとんど出かけなくも気持ち的に何とかなっている現実は、やはり仕事をしている時はストレスフルだったのかなあと思います。

退職後、家の片付けを始めると売れる物もあるのではないかとメルカリを始め、昔のゲーム機やソフトは、思ったよりも高く売れたこともあり、結構はまりました。

これまで買っていた専門書を売ろうと決めた時は、自分の歴史を売るような気持ちにもなりましたが、一方で節目の時期なのだから、これまでの歴史に一区切りつけようとする気持ちもありました。専門書がどれくらい売れるものかと思いましたが、概ね売れてしまいました。

もっと早く個人事業主になろうと思っていましたが、結果的には今年2月から個人事業主になっています。そのためにブログを立ち上げました。初めての確定申告も行い少しだけ税金が戻ってきました。

この1年を振り返ってみて、学校や仕事がある時は『行かねばならぬ』とどこかに通っていた訳ですが、『〇〇であらねばならぬ』がなくなると、つい色んな事を先送りしてしまい、自分を甘やかしてしまう自分も感じました。

自分で『〇〇にしよう』と決め、それを守る努力をしないと物事が進まないなあと感じています。適度な緊張感というかストレスも必要なものなのだなあと感じる今日この頃です。まあ、自分で『〇〇にしよう』と決められる分だけ、いい身分なのかも知れませんが。

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