#35 久しぶりの旅

日常のエピソード

先日、1年4ヶ月振りで車中泊を伴う旅に出かけました。退職前は2~3ヶ月に1回は旅に出かけていましたが、退職後やはりストレスが減ったのと、YouTubeやブログへ動画や投稿をアップすることが日常となり、習慣化するまでにはそれなりの時間が必要だったのかなあと思います。

今回出掛けたのは青森県です。青森県の下北半島に尻屋﨑という場所があり、寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されています。そこに尻屋埼灯台(今回からの画像)があります。ちなみに「﨑」と「埼」の違いは、普通の地図帳では「﨑」の字を使いますが、海図では「埼」の字を使うという違いのようです。この灯台は、2018年(平成30年)にいつでも登れる灯台(「参観灯台」と言い、現在、全国で16基あります)になりました。私の訪問は3回目なのですが、1回目は参観灯台になる前。2回目は参観灯台になってからなのですが、準備が整っていないという理由で登ることができませんでした。ということで、今回がリベンジの訪問となりました。ありがたいことに、天候も良好で登ることができました。

灯台の後、青森市内にある「三内丸山遺跡」という縄文時代の村を再現した遺跡に行ってきました。竪穴式住居の再現は他にもありますが、ここでの見物は「大型掘立柱建物」と「大型縦穴建物」です。どちらも見たことがないような大型のもので、一見に値すると感じて帰ってきました。

私は、以前から灯台巡りをしていましたが、同じような灯台も多いために、なるべく忘れないように、訪れた灯台の特徴や行き着くまでの事などをボイスレコーダーに録音してきました。それが習慣化すると、単に旅の記録というだけでなく、特に旅の始まりに、旅と旅の間に起こった日常の出来事や心境の変化などを話したり、旅の帰り道には、旅で感じたことだけでなく、今後の生活の仕方など自分自身のことを話すことで、自己カウンセリングのような効果があると感じてきました。

今回1年4ヶ月振りの旅に行こうと思ったのも、退職後の生活がルーティン化してきたこともあって、今後の自分の生活について整理してみようと思ったことも動機の一つでした。日常的に感じていることというのは、もちろんあるのだけれど、いったん、日常から離れることによって、客観的に自分自身を眺めることで自分の整理に役立つような効果があると感じます。もちろん、それにはタイミングというのもあると思いますが…

今回の旅では、自分がどんな方向を求めているのかが少し整理できたような気がしています。だからといって、すぐに何かできる訳ではないなあと思いながらも、進む方向は少し整理できたかなと感じています。 そんなことを感じた旅でした。

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