#54 必要なことが必要な人に必要な時に起きる

日常のエピソード

この言葉を私が目にしたのは、やずや(家では香酢を毎月1袋定期的に買っているのですが)から年末に送付されてきたカレンダーに記載されていたもので、やずやの現在の社長は矢頭美世子という人なのだそうですが、その人が話していたことがカレンダーに記載されている一部を見たことです。同じような言葉をどこかで聞いたような気もしますし、この人のオリジナルではないような気がします。

この言葉を目にして最初に感じたことは、『そういうことはあるなあ』ということでしたが『ただ、それが起こるのは求めているからだよなあ』とも思いました。

そのうち、思い出したエピソードがありました。私は60才で退職する前の2年間、神奈川県が初めて設置した児童心理治療施設(昔の情緒障害児短期治療施設)の課長をしていました。初めて設置する施設だったので、開設当初は入所している児童はいませんでした。勤務する職員は、主に神奈川県が以前設置していた児童養護施設や(現在も設置している)児童自立支援施設、新採用職員といった、ある意味(新設の施設なので仕方ありませんが)寄せ集めの職員達でした。

どうやって職員の所属意識というか一体感を高めようかと思っていたところ、数日後に児童が入所することが決まりました。児童が入所してしまうと、生活が始まるので、職員が一同に集まることはできなくなると思った私は、児童の入所前に職員を集めたグループワークを実施することにしました。グループワークでは、職員同士が知り合うことと、これから勤務する自分たちが作り上げていく施設をどんな施設にしたいかという理想を共有する場にすることで、職員の一体感が生み出せたらいいなと思っていました。

実際の準備は1日くらいしかなかったと思いますが、集中して考えた記憶があります。児童入所の数日前の発案でしたが、生活寮のケアワーカーだけでなく、(新設の施設は、乳児院、知的障害児施設と児童心理治療施設が併設された複合施設でしたが)3つの施設に関係するケースワーカーや心理担当の職員も参加してくれました。

 このグループワーク実施の時に役立ったのが、今で言うアイスブレーク(初めて会う職員が多いので緊張緩和ですね)には、私が高校時代にボランティアで培ったレクレーションスキルが役に立ちましたし、私自身の新設児童心理治療施設への思いを語る場面も作りましたが、そこには、1~2年前から準備してきた思いがありましたし、グループワークには、児童相談所で依頼された時に応じてきた研修経験が生きました。

今回の標題(必要なことが必要な人に必要な時に起きる)とは、やや異なる面もありますが、人生って無駄なことはないなあと実感したエピソードでした。

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