昨年10月25日に30回目の動画で、チャンネルの休止について話しました。それから早いもので、10か月も経ってしまいました。
30回目の動画で話したことは、結局のところ、自分は誰に向かって発信するかということだったと思います。30回目の時は、自分の関心が「児童養護問題」にあるということと、退職後、児童養護施設職員さんの話を聞く仕事をしていたこともあり、自分の発信を、児相職員に向けようとしているのか養護施設職員さんに向けようとしているのか、自分の中に迷いがありました。
チャンネルを休止している間に、実は養護施設職員さん向けにYouTubeやブログではない他の手段でお手伝いできないかと模索した時期もありました。しかしながら、養護施設で働いた経験がない自分には、養護施設職員さんの生活に根差した子どもへの支援についてのお手伝いは難しいのではないか、と考えるに至りました。
もう一つ、YouTubeチャンネルなんですが、昨年の10月25日を最後に新たな動画はアップしていないのに4月に年度が替わってから、時々動画を新たに見てくれる人がいたり、チャンネル登録者が増えたりしたことがありました。このことは、私にとっては大きな励みになりました。というのも、チャンネル開設当時、動画を見てくれたり、チャンネルを登録してくれた人は、私が退職する時に、私がユーチューバーになろうと思っていることを回りに話していたので、私のことを知っている人たちが、動画を見たり、チャンネル登録したりしてくれたと思うのですが、今年度になってからということになると、私のことを知っている誰かから話を聞いてとか、(もしかしたら)動画の検索からたどり着いた人がいるかもしれず、そんな中で、動画を見てくれるだけではなく、チャンネルを登録してくれるということは、その時見た動画だけでなく、他の動画を含めて改めて見ようかなという意識というか気持ちが働いたからこそと思うので、実際の数としては本当に少ないのですが、それでも、ニーズはあるんだなと感じることができました。しかも、年度が替わってすぐだけでなく、最近でも、時々見てくれる人がいるという事実に私が励まされているという感じです。
YouTubeの発信者は、どの動画がいつ頃・何回見られているかを見ることができるのですが、見られている動画の種類から類推すると、どうも心理の方が多いのかなという印象です。まあ、私が児童心理司でしたから、どうしても心理寄りの話になっていたのかも知れません。それはそれで構わないので、数は少ないとしても、見てくれる人がいる限り、発信を続けていこうかなと考えるようになりました。
とはいえ、どんな内容を発信していこうかと思いました。今、思っているのは、これまで発信してきた内容をもう少し詳しくというか、これまで話し足りていない内容をお伝えできればと思っています。また、新しいテーマも思いつくかも知れません。
発信を始めた頃は、このチャンネルがどのように評価されるか想像もつかなかったので、発信の内容や表現にはかなり気を使いました。今は、このチャンネルの影響力は、ほとんどないことが分かってきたので、これまでよりはもう少し詳しい表現ができるような気がしています。
今後、どの程度継続できるかは分かりませんし、私が知っている児童相談所の知識は、どんどん古くなり時代に合わなくなっていくことも分かっていますが、私がテーマにしようとしている「何かと何かのあいだ」ということは、大きくは変わらないのかなあとも思いますので、できる限り継続できればと思っています。 ということで、これからもよろしくお願いします。
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