siraga

心理シリーズ

#25 ネグレクトが子どもに与える影響

今回は、ネグレクトが子どもにどのような影響を与えるのかを書きたいと思います。ネグレクトは、厚生労働省の定義では、ちょっと長いですが引用すると、『児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食または長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号...
日常のエピソード

#24 その人にとっての言葉の意味

先日、ある人とスマホの使い方について話題になりました。時間が空いた時にどの程度スマホを使っているか?という内容だったのですが、私が「最近、やっとスマホを使う必要がない時に使わないようにコントロールすることができるようになった。」と話したとこ...
心理シリーズ

#23 見立て共有のための土台作り2

前回は、見立て共有のための土台作りということで、14回から16回の児童養護施設に入所中で知的に課題があり家に帰ることが難しいと判断される子どもに対する支援について、職員側の連携について考えてみました。今回は、その続きということになります。前...
日常のエピソード

#22 何かを選択することは何かを捨てること

普段、私たちは何気なく何かを選択し何かを選択しないで生きています。例えば、今日のメニューは何にしようかと考え、カレーを選択すると、それ以外のメニューは捨てると言うか、その時は選択しないで時が過ぎていきます。選択すること自体は、特別なことでは...
心理シリーズ

#21 見立て共有のための土台作り

ここ3回は、児童養護施設に入所中で知的に課題があり家に帰ることが難しいと判断される子どもに対する支援について考えてきました。これまでは主に子どもの状態を中心にして考えてきたのですが、今回は、子どもを取り巻く職員の連携について考えてみたいと思...
日常のエピソード

#20 追いかけているのは明日の自分だ

今回の題名は、Little Glee Monsterの「UP TO ME!」という曲のワンフレーズです。(私は見ませんが)「七つの大罪 黙示録の四騎士」というアニメの主題歌になっているそうです。このフレーズを、ある飲み会で後輩の女性に話した...
心理シリーズ

#19 児童養護施設での知的障害児支援3

前々回と前回、児童養護施設で知的に課題があるお子さんを課題がないお子さんと同じように支援した場合、どのような状態になるかについて書いてきました。前々回では、施設や学校で課題となる言動が出てきた時、児相担当者はその後の子どもの生活を考えた時、...
日常のエピソード

#18 退職して1年

60才で定年退職し、その後、再雇用で4年勤め、いわゆる現役を引退して1年が経ちました。退職する前に考えていたことを思い返すと、幼稚園から60年間くらい、平日はどこかに通う生活をしてきたけれど、通う場所がなくなり自由な生活になると、自分はどん...
心理シリーズ

#17 養護施設での知的障害児支援2

#15で児童養護施設入所中で知的な課題があり、家庭に帰ることが難しいと判断できる子どもの場合は、なるべく早い時期から、知的障害の支援を視野に入れて関わっていくことが大切だと書きました。今回は、その理由について書きたいと思います。その理由は、...
日常のエピソード

#16 苦手なことについて

年を取ると、なぜかNHKの朝の連続ドラマを見るようになっています。私は7~8年前から録画しながら見ていて、退職後は放送時に見ています。現在放送されているのは「ブギウギ」というドラマで、歌手の笠置シズ子さんがモデルで、水谷豊と伊藤蘭の娘さん「...