日常のエピソード#14で青森への旅について書いていますが、今回は、私の灯台巡りのきっかけについて書きたいと思います。
灯台巡りを始めたのは、もう20年近く前、初めて心理グループの班長になった時、班員と同程度のケースを持ち、その上で班長としての業務をこなしていましたが、そんな無理は半年しか続かず、気持ちの上で、これ以上この状態を続けるのは難しいと感じていた時、忘れもしない9月の班会議の日でしたが、(班会議は班長である自分が主催するので、何をするのかも分かっていて大きな話題はないことは分かっていたので)いつも通勤で通らない高速道路を通り、降りなければいけないインターチェンジまで休もうかどうか悩んでいて、結果的には降りずに通り過ぎて、いくつか先のインターチェンジで降りて、職場に今日は休むことを連絡したことを覚えています。
高速道路に乗った時点で、もうその日は仕事に行きたくないと感じていたのだと思いますが、意識の上では、ずっと悩んでいた(振り)をしていました。結局、その日は仕事を休み、1日観光地を回って帰ってきましたが、その時の解放感がその後の灯台巡りにつながっています。
その後、突然休むことは周りに迷惑をかける可能性も高いので、計画的に休みを取ることにしました。最初は3か月に1回休みを取ることにしましたが、どこに行くかは決めていませんでした。そこで、「関東近郊での日帰り旅行」みたいな雑誌を買い、初めて行ったのが千葉県の銚子だったのです。銚子には犬吠埼灯台という灯台があり、その他にも幾つか観光地を回り、お昼には海鮮物を食べて帰ってきました。当時は金曜日だけを休んでいましたが、それでも仕事をしない開放感は感じたものでした。
犬吠埼灯台に行った時に、犬吠埼灯台が「参観灯台(いつでも登ることができる灯台)」であることを知り、参観灯台は全国に15基(当時、現在は16基)あることも知りました。そのことがきっかけで、計画的休暇の時には、参観灯台を回ってみようという気持ちになったのです。
ところが、全国に15基しかありませんから、関東圏で日帰りで行ける参観灯台は当然限られており、それで、参観灯台だけでなく各県にある灯台(港にある堤防灯台を除く)を回ってみようという気持ちになったのです。実際に始めてみると、思いもしないような場所に灯台があったり、行き着くことができない灯台があったりもしましたが、少なくとも海のそばなので、食べるものは好きな海鮮物を選ぶことができましたし、天候によりますが、素晴らしい景色を見ることもあり、灯台巡りは、自分の中で必要なものになっていきました。
それでも、関東近郊だけでは日帰りという時間的制限のある中では行き着けない灯台があり、というか日帰りで行けるところには、ほぼ行ってしまったという状態となり、これは宿泊を考える必要があるけれども、距離が遠くなるということは、高速代やガソリン代あるいは宿泊代もかかることになってしまうので、節約するとなると宿泊代しかないので、車中泊を始めるようになり、宿泊も1泊から2泊、多い時は行き帰りに高速のSA等で宿泊、灯台巡りに2泊というように、最大4泊程度の旅をするようになりました。北海道と九州・沖縄は、さすがに飛行機とレンタカーになり、宿泊もなるべく安い宿を探すようになりましたが。
ということで、長くなってしまいましたが、仕事を辞める直前は、2か月に1回程度(宿泊数は色々でしたが)の(灯台巡り以外を含めた)旅をするようになっていました。 ところが、仕事を辞めてから、2年近く経ちますが、宿泊を伴う一人旅は、灯台巡り1回、それ以外を1回と計2回だけになっています。これには2つの理由があって、1つは金銭面、もう1つは、やはりストレスが減ったんだよなあと感じながら灯台巡りを振り返った時間でした。
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