前々回、チャンネル開設1周年記念ということで話しましたが、その後、私はこのチャンネルで何をしようとしているのかを再度考え直しました。
今回は、ブログの方で先に少し書いているのですが、今後の活動に関して最近、考えていることを書いてみたいと思います。
私がYouTubeのチャンネルを開設しようと思ったのは、初回の動画で話し、先日ブログにも書きましたが「児童相談所」という組織ではなく「児童相談所職員」という人を応援しようと思ってのことでした。また、私の関心は「子どもの児童養護問題」にあるので、児相に限らず子どもの養護問題に関係する職員(主に児童養護施設の職員さんですが)の応援をしたいという思いもありました。
最近では、児童福祉司定員の法定化もあり、児相の職員になる人は増えていてもメンタル的に続かない人が増えていたり、養護施設では職員になりたいという人そのものが減少しているようですし、仮に採用されても数年で辞めてしまう人も多いと聞いています。私が神奈川県での仕事を辞める頃、どうして施設の職員さんは、早く辞めてしまう人が多いのだろうと思い、それは、職員さんの少なさもあり悩みを聞く体制が整っていないからなのかなあと勝手に思っていました。でも、退職後、ある養護施設で月1回だけですが職員さんの話を聞いていると、悩みを話す相手や機会は、それなりにあることが分かってきました。また、養護施設に就職する人は、養護施設を目指そうという比較的明確な意思を持って就職していることも分かってきました。それなのに、数年で辞めてしまう人がいるということはどういうことなんだろうと疑問は深まっています。
ところで、私は、対人援助の仕事は大変なことは多いけれども、面白さもあると感じてきています。ただ、面白みを感じることができるようになるには、ある程度の時間が必要であることも感じてきました。この「面白みを感じられる」前に辞めてしまうことはもったいないなあとも思っていました。なので、何とかそこにたどり着けるまでのお手伝いができたらいいなあと思ってチャンネルを開設したことも理由の一つだったと思います。
チャンネル開設から4ヶ月ほど遅れてブログをやり始め、そこで仕事についての相談を受けるつもりだったのですが、全く相談の連絡がありません。これは、私の動画の内容やブログでの相談を有料にしたことだったり、ブログの内容やアクセスのしずらさなど、いくつかの理由があるのだろうと思います。
児相や養護施設の職員の人が、対人援助の面白さを感じるまでのお手伝いを、どのようにすると少しは有効なのか、そして私にできることはどんなことなのか、現時点ではっきりしたイメージを描くことができません。
ということで、これからの自分の活動をどのようにしていくか考え直す必要があると思っているので、しばらくYouTubeへの動画アップを休止したいと思います。 とはいえ、何らかの形で再開したいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
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